愛知ツアー1日目/愛知万博①。

バスは東名道をひた走る。新宿>海老名PA>牧の原SA>名古屋駅前。途中の休憩ではトイレを済ませたり飲み物を飲んだり。海老名は噂通り大きかった。また、牧の原では牧の原ということで無料の茶を飲んだりした。バスの中ではあまり寝ることができず悶々。原因は前の客が座席を倒しすぎていて窮屈だったからである。そのため足を横に出したりしていたのだが、今度は座席からはみ出して頭をひじ置きに置いて寝やがる。おい、俺のひざで蹴っちまうだろうが。腹が立ち座席を何回か蹴ってみたものの反応がなく、仕方なく狭い状態で寝ていたのだ。名古屋では4人で名古屋駅に入ってみたりした。そこまで名古屋駅がきれいだとは思わないんだけどなぁ。といっても、最近やたら新装しているのは事実。自分の知らない1年半の間にさまざまな店ができていた。特にラーメン屋が。徐々に制覇していきたいところだ。
バスは名古屋駅を7時に出て、最終目的地である万博会場(長久手)へ向かう。途中雨が降り出して少々萎える。そして会場に入ると更に激しい雨が。天気予報でも雨だと言っていたので仕方ないのだが、傘を準備してきたのがなんと自分とかえさるのみ。しかもかえさるの折りたたみ傘は骨が折れて半分使い物にならなくなっていた。お前ら準備悪いって。しょうがないので自分の傘とかえさるの傘(壊れかけ)の中に4人が入って開場を待った。そして会場内での作戦会議が行われた。人気のある企業系パビリオンを見るためには予約券があると便利なのだが、こちら側(西ゲート)からは少し遠いので取れない可能性がある。そして西ゲートから近いのは、同様に人気の日本館。ということで、日本館にまず速攻で入り、その後もしかしたらに賭けて予約券をもらいに企業系へ行くことにした。また、機動性を確保するためにロッカーに荷物を預けること、そして傘など防雨系のアイテムがあれば購入するという方針になった。
そして900開場。持ち物検査、金属検査を受けて中に入った。まずはロッカーへ行き荷物を預けた後、すぐ近くにあった日本館へ入った。待ち時間が10分程度と、かなりいい条件だった。日本館の内容は、地球の自然とか環境問題とか、今回の万博の趣旨に沿った内容だった。特に4πステラジアン一杯に広がったスクリーンでの美しい映像が素晴らしかった。すげー。その後は近くにあった愛知県のパビリオンに速攻で入った。これも待ち時間がほとんどなくいい感じ。内容は、世界一大きな万華鏡ということで、巨大万華鏡の中に入ってそれを鑑賞するというものであった。確かに大きい。すごい。美しい。しかしなにか、こう「一発系」な感じがするのは気のせいだろうか。とりあえずケータイカメラに映像を納め、パビリオンを出た。この時点で開場から約1時間は経っていたのだが、とりあえず企業系パビリオンへ向かうことに。途中、雨傘と雨合羽を売っている店があり購入することに。何故か4人で雨合羽を。機動性という面では優れているが、遠足の中学生でさえ購入していないというのに大学生がお揃いの雨合羽。面白いからいいか。ちなみに他店ではモリゾーキッコロのイラスト入りの雨合羽が売っていたらしく、それにしなかったことが少し残念である。さて、企業系パビリオンに行ってみると案の定予約券はなくなっていた。残念。とりあえず体勢を立て直すため一旦昼食をとることに。高かったがきしめん(1000円)を食べた。そして、今後の作戦として、企業系は夕方から夜にかけて混雑が解消されたり、新たに予約券が発行されるだろうからそのタイミングを狙い、それまでは外国系パビリオンを見て回ることに。万国博覧会なのだから、本来の目的は外国系の出展を見て楽しむことにあるんだから、間違っていない。正午ちょっと前に再出発。(次に続く)