TQC春合宿1日目。

TQCの春合宿といえば毎年山中湖鹿鳴館で決まりだったのだが、abcと日程が被ることを毎年主張したためか、はたまた幹事の思いつきかで日程も場所も移動してしまった。日程は今日から3日間、場所はなんと沖縄だ。というわけでいざ南へ。
遅刻を恐れて徹夜した。1000駒込>浜松町>羽田空港第一ビル。案の定約一名の遅刻者を出したが飛行機に遅れることはなく1200に手荷物検査へ。昨今の手荷物検査の厳重化を考慮して早押し機を東京から持ち込まないということにしたのだが、それでも何故か自分は検査に引っかかった。検査官が「スプレーのようなものは入っていませんか?」としつこく聞いてくるのだが実に覚えは無い。頑なに否定していたのだが、鞄を開ける段になってようやく思い出した。スキー板のリムーバーが入りっぱなしだったのだ。今回の合宿には必要ないし、そも沖縄に行く人にとっては絶対に不要である。面倒を避けるため、捨ててよいという旨を言って検査官に渡した。全くとんだ失策だった。
1240羽田>那覇1530。飛行機の中では前半熟睡していたのだが、後半後ろの席で子供がこづいてきたためよく寝られなかった。エコノミークラス故の不運である。これから運転することに不安を感じつつ過ごした。そして那覇空港では琉球大のHN本屋氏と合流。今回早押し機をレンタルすることにしたのだ。大会前でありながら貸してくれた琉球大クイ研には感謝感激である。そして一行はレンタカー屋へ。今回運転するのは自分と一年生のtaka.の2人。自分は昨年6月以来の運転で、かつ事故率の高い沖縄で運転することに恐怖を覚えていたのだが、この2人以外に運転させるほうが恐怖なので仕方なく運転席に乗り込んだ。まずは夕食を食べるべくDFSギャラリアへ。
沖縄人の運転の様子を見ていて特に怖いと思ったのは以下3つ。バイクとハイビームと停止位置である。特にバイクは車の間を自由自在に駆け抜けていくので、怖いというか腹が立つ。左に寄せても右を抜けていくのでどうしようもないのだが。前の車と共謀して左右にガードすることも考えたが危険なのでやめた。そしてハイビームに関しては、その異様な多さに驚いた。というか、これも腹が立った。特に交差点で対向する車がハイビームだと前が見づらいこと請け合いである。最後に停止位置は、自分が見た限り沖縄県人の運転する車が止まるときは、十中八九停止位置を越えていた。別に自分は構わないのだが、見えてないのだろうか?
とりあえず紆余曲折を経てDFSギャラリアにて夕食。沖縄料理を食べられると思っていたのだが、何故か外国の料理が主となっていて、結局パスタを食べた。まあいいか。免税店で買い物をすることもできたが、土産は3日目でよいという判断により飯だけ食べて後にした。
その後はホテルのある本部町へ。途中自動車道に入る道を間違えるなどのヘマをしたが無事到着。押し機の準備をし、風呂タイムをはさみつつTQC杯が開催された。


TQC杯は1年生2人よる企画で、今回は予選5つのポイントで3人が決勝にいけるという枠組みだ。1つ目はtaka.企画で、早押し+正解者にそれに関する口頭ボーナスクイズ3問という形式のもの。ポイントが倍になるアイテムが登場したのだが、結局あまり有効活用されなかったのが残念。誤答ペナルティが割合大きかったので、誤答しないことを第一にしていたところ、終わってみれば1位になっていた。早押しに3問しか正解していないのだがいいのだろうか。
2つ目はNagaの札捨てn択。nは2〜4で、選択権は順番である。そして、札にはトランプを使用し、2〜4に合わせて番号の効力が変わる。つまり24通りの札が用意されているということになる。更に、札の枚数が24枚、問題数限定は20×3、誤答ペナは1問休みと、かなりの長丁場である。ここまで見るとかなり途方も無い形式なのだが、選択権が順番に回るというところがキーになっており、誤答ペナの間に正解率の低い4択を選択しておき、選択権のある人の行動を見ながらなるべく2択の問題が出るときに解答権を確保しておくという基本方針ができあがった。これによって自分の中でセオリーを確立し、最終的には残り5問で残り1枚にまで持って来た。その後残り1枚が正解になることはなかったが、1位で終了。企画者のNagaはここまで考えていなかったようだが、ゲーム性とクイズ性がかなりうまい具合に混ざった良企画であったと思う。どこかでパクるかも。
本日最後の企画はtaka.の早押し企画。正解すると言語の名前を一ついい、wikipediaに記事があるとポイントになり、記事数が少なければ高得点になる感じ。世界の3つの地域から最低1つ選択しなければいけないという縛りがあり、これによってアフリカ系言語の取り合いになった。自分はなんとかリンガラ語を確保することに成功。アフリカ系言語は、知っていてもそれがwikipediaにあるという保証がないため、かなり貴重である。そして皆酒が入って意識が危うい人もいる中、自分はリズムよく正解を出して勝ち抜け。今日の3企画全てで1位をとるという好調ぶり。酒パワーのおかげかどうかは定かではないが。
企画終了後は特に他の企画もせず就寝。