abc -the fifth-/誤誤。

去年は長々と書いていたような気がするけど、今年はさっくり。abc -the fifth-→予選落ち、誤誤→2回戦負け。
まず、abcのペーパーに関しては、「運がよければ今年も抜けられるかな」と甘いことを考えていたが、ペーパー開始5分くらいで「これは無理」と分かった。「恐らくこれは勉強した人にとっては易化傾向」「しかし自分にとっては難化」→「じゃあ無理」。ボーダーは4点下がったけれども、自分の点数は10点以上下がった。基本になればなるほど弱くなるというか、基本がなってないんだな。
誤誤に関しては、元からネタチームではあったけれど、あの演出ではもはやネタでしかなかった。というかtkさんの意見に振り回された感。しかしメンバー自体は決して弱くは無いので、勝ち上がることを期待していた。特に一回戦ではラクに勝つだろうと思っていたけれど、気付いてみれば千葉大に追い込まれれていた。しかも自分がラストに残るという事態。この不調をビークルお面のせいにしてみたけれど、今から考えてみれば単純に自分の押せる問題が来なかったというだけの話か。それでもなんとか「打ち水」で勝ち抜け。ちなみにこれが今大会唯一の正解である以上に、唯一ランプが点いた問題である。ヘボい。二回戦では北大にあわよくば、と考えていたが北大がキャプテンに繋いだ時点で諦めた。というかそれまでは諦めていなかったのが往生際が悪いというか。結局自分には回らず終了。それでも過去四回の誤の中では前回御一行ベスト4に次ぐベスト12という成績。
誤に関して自分は、御一行で出ずにチーム松邸で出て「4年連続、違うチームで、完全に違うメンバーで、ずっと誤番手」という記録を優先したあたり、「出場することに意義がある」的キャラクターだったと思う。まあそれが全てではないというか、そんなことはどうでも良かったから御一行に謝りたいと思う気持ちが自分の半分近くを占めているわけだけれども。とりあえずこれからも見捨てないで下さい>御一行の皆。


ここからは雑感。とりあえず東大生が通過できてよかった。Nagaとtaka.は強いね。翌日の1オブの1・2フィニッシュなんて前代未聞だ。司会から「うそ臭い」と言われていたけれど、10○積んだのだから嘘ではないと。まあ途中から「TQCの例会かよ」的雰囲気だったのは否めないけれど。というか1オブの話は次の日に書けよ>俺。


また、プレイヤーがabcのゲーム性に順応してきたような気がする。「問題文をどこまで読めば、どの言葉が何%の確率で正解するか」というところまで評価されていたと思う。そして時間制限についても問題文の読まれるスピード、カウントのスピードまで評価したプレイがなされていたと思う。これらの点において、abcは高度なゲームに進化していたと思う。今大会は誤答がやたら多い印象だったけれど、この大会のルールを考えれば今までがキレイ過ぎたのではないだろうか。麻雀で言えばテンパイ即リーの状態から、得点状態と局数に応じてリーチしたりダマで張ったり差し込んだりという使い分けのできる状態に進化したということである。…なんかこの段落全体として工学系雀士の意見だな。暴言を覚悟して言うと、abcとマンオブは麻雀と将棋くらいの差があるかも知れない。自分はどっちも好きですが。…すげー文句が来そうだな。


あと、今年はキリリン初め、岐阜県民が活躍していたので嬉しい限り。誤では毎年岐阜関連チームが乱立しており、それに関しては自分は正直恥ずかしいことだと思っていたのだけれど、今年はMino-tenが普通に強かったと思う。ついでに?も良かったと思う。GHQは驚愕の編成で挑んできたけれど、少なくとも女性が4人もいる部活になったというだけで元総裁としては嬉しい話。この学年帯の岐阜県民クイズプレイヤーを黎明期から見てきただけに喜びもヒトシオである。…なんかウザいOBみたいだな。


まあこのくらいで。チーム松邸の皆さん、松邸に来た皆さん、そして松さんありがとうございました。今年は松づくし。