ロブスターなんとか。

全部振り返るのは難しいので、全体統括と、自分の役割とか問題とかの話。

まず統括。今回の大会は、かなり内輪ネタ的な大会だったと思う。コンセプト然り、形式・問題然り。これは前告知でも雰囲気を出していたとは思うが、問題はその内輪ではない人が、その内輪に入れたかどうか。これは失敗だったと思う。L-Emoの日記や初代・ロンオブさんの日記にコメントをして頂いた通りすがりの方の感想からもそれは感じられる。そういう気配りは、本来は無意識にできるのが人間として成熟していることなのだとは思うのだが、自分はやはりそのレベルには達していない。なので、反省点は前準備である。スタッフが6人+αなので、予選中にペーパーの採点をするのは本来は無茶な話だったわけで、それが原因で本戦開始が遅れるのは仕方のない話だった。しかしこれを参加者も同様に「仕方がない」と感じてもらうのは傲慢である。また、スタッフ間の連携も足りなかった。当日のシミュレーションが十分でなかったのは明らかである。オープンのスタッフ経験が豊富な社会人の2人に任せてしまっていたのは怠慢だ。そして、自分はステージ上の参加者と雑談をする癖を早急に直さなくてはいけない。これは最低。


得点表示Flash。今回は不調だった。卒論が終わった後、問題を作成しつつ1週間で作ったので、アラが出た。「一回ミスすると、テンパって連続ミスする」というのは分かっていて、それを防ぐためにアンドゥ機能を付けていたのだが、機能しなかった。参加者の人には、「これは表示ミスです」といくら説明しても、心理的影響を与えるのは必至で、「これではホワイトボード以下」と思われても仕方ない。あと、やはりスタッフ間連携が不調で、ルールの直前変更に気付けなかった。


自分のコース。ここで2つのミスを犯した。1つは、「問題の学習年次が徐々に下がっていく」ということを公表しなかったこと。まあこれは、告知せずに途中で気づいてもらうというのもアリだとは思うので、よしとすることもできなくはない。しかし、見かけ上(クイズに出る頻度としての)難易度が乱高下したことで、しまさんには申し訳なかった。もう1つは、終了時判定の②が「○の数」になっていたこと。ここで白状しておくと、本当は「ライフの数」だった。最初は「ライフ」を「○」と呼んでいて、「これだと正解数と勘違いするから『ライフ』に読み替えよう」ということになったのだが、ここだけ変更するのを忘れていたのだ。なので、本来はサドンデスだったのだ。ここでボーダー上だった人には謝っても謝りきれない。あとは、問題については、徐々に年次を下げつつ、「学校で習うはずだがクイズではベタではない」問題を出すというのは自分の意図通り。しかしフォローしたい問題はいくつかあった。後で問題集を出すことを考えるとここで書きまくれないが、「ダイラタント流体」「コアンダ効果」は、興味を持ってググってもらえれば幸い。


問題。自分は「きちんとバックグラウンドまで分かってる人が、誤答せずに前フリで押せる」という問題を目指した。誤答することを期待して作る問題というのも一部にはあるが、精神衛生的に自分には無理である。その意図は、ある程度成功したと言えると思っている。基本的に長文系の「前振り、中振り、名詞の固定、後限定」の「前振り」を取った形だったので単調だったとは思うけれど。まあ、結果大村さんへの多大なアシストになったことは、別にいいかな。


コメントは受け付けます。普段コメント不精ですが、今回は返します。