ロン!オブ4。

1030早稲田。今日はクイズ人麻雀最高位決定戦「ロン!オブ4」が開催される。開催者ブログを見ていると今回は集まりが悪かったようだが、なんとか16人は集めた模様。駅から雀荘「No.1」までゾロゾロと移動。1100開始予定だったが、2人の遅刻者を出した。一人は主催者、一人は参加者。まあ主催者も参加者なわけだが。結局開始は1200頃までずれ込んでしまったが、なんとか全員揃って戦闘開始。
・今回の予選は東風10回戦。ななななんだってー。それなんていう麻雀格闘倶楽部ですか?最近はゲーセンにも行ってないので東風に対応できるかが不安。
・そして予選終了即決勝なので、これで上位4人に入らなければならない。ボーダーがどのくらいなのかがわからないので難しい。
・しかし、今回のウマは30000点基準の浮き沈みによって変動するため、基本的に1位をとればポイントが急上昇する仕組み。1位を4〜5回取ることが決勝進出の鍵となるか。
・とりあえず1回戦。いきなり苦手なFuGuとあたる。そして初顔のKさんとの対戦で調子が狂いまくる。結局さっさと流されて3位。
・2回戦は同じ対戦相手。先ほどの悪い流れを引き継いで4位。かなり苦しい。今回は決勝に行けないかな。
・3回戦は対戦相手が変わったが、歴代優勝者が2人もいる凶悪なメンツ。しかし対戦相手の打ち方が通常のものに戻ったため、打ちやすくなった。とりあえず2位−。
・4回戦は更にやりやすくなったようで、1位+。この勝利により今までの借金は全て返済した。
・5・6回戦の相手はかなり牧歌的。見せ牌してもスルーしてくれるメンツだった。そんな中うまくアガれて連続1位+。決勝進出に一気に近づいた。
・7・8回戦の相手は凶悪。特に、ここまで5連続トップというあき坊がいる。あき坊のおかげで決勝進出ボーダーが下がっているという情報もあるが、自分はここは2位以上で切り抜けたい。もう2人は佐々木さんと神。
・7回戦目は運の悪い神が自分以外の2人に満貫クラスをダブロンされた。ここでトばなかったのが奇跡的だが、自分は3位を引くハメになりそう。しかし事実上のオーラスで神から満貫を上がって佐々木さんをまくった。しかしあき坊には勝てず、2位+。
・8回戦目は佐々木さんが先行する中、自分がなんとか2位に入るためにリーチ。そしてあき坊が振り込んだ。満貫確定だったが、裏ドラを乗せて跳ね満にしてトばした。大金星か。しかし佐々木さんには勝てず2位+。
・この時点で、恐らく自分は約150ポイントで全体で2位。おそらくボーダーは70ポイント〜100ポイントという予想がでていたが、これが正しいならばあとは3位以上で切り抜けるのみ。
・9回戦はこの戦略に基づき2確。といっても浮き2位なのでプラス。
・10回戦はさっさと局が進む傾向にあり、最終局も親のノーテンで終了。無駄に1位−。
・ここまでの集計で、198.4ポイント(当日発表は178.4だったが、10回戦の沈み1位のウマを勘違いしていた)。
・大方の予想通り、自分は決勝進出。あき坊・JING・自分・ATさんの4人。なんとロン!オブ3の決勝卓にいた4人中3人(JING・自分・ATさん)が再び決勝卓に戻ってきた。


・決勝は半荘2回。どちらかでトップを取ることがほぼ大前提。
・1回戦。予選で暴走したあき坊がここでも暴走。ちょっと手が届かない。
・オーラスでJINGの親番。1位あき坊/2位ATさん/3位自分/4位JINGという状況で、アガればATさんはまくれるがあき坊には追いつけない状態。あき坊とは15000点近くの差がありちょっと無理。ここで考えたのが、無理してハネ満を作ろうとしてJINGの連荘になってJINGにマクられるよりも、ここはひとまず2確して2回戦であき坊を倒すほうが簡単ではないかということ。危険な目論見ではあるが、倒す相手としてJINGはあまりにも堅い。またATさんにここで勝利しておくことは2回戦で有利に運ぶことを助けるだろう。というわけでATさんから3900をあがって2確。1位あき坊/2位自分/3位ATさん/4位JING。あき坊との点差は10400点。
・2回戦。あき坊が再び暴走。そして自分は4位。先ほどの目論見が脆くも崩れ去り、あまりにもお粗末な状況。それでもなんとか南三局の自分の親番まで繋ぐ。
・ひとまずあき坊に5800を当てる。これで全員がかなり平たくなった。
・1本場は6巡目で三面待ちのリーチ。これはツモれるだろうと思っていたが、なんと全く見えず、結局流局。萎える。しかしまだ親番なのでがんばらねば。
・2本場は9巡目くらいに立て混をテンパイ。さすがにリーチは必要ない。しかしダマっていても出てこず、また流局か…と思いきや、ハイテイ直前にJINGから出上がり。これは大きい。+12600で1位になる。
・3本場。あき坊との点差は14000点程になり、このままいけば優勝だが、もし当てられれば余裕で逆転される。もう少し点数が欲しい。というわけでまたもや6巡目で3面待ちリーチ。今度はすんなりJINGから出上がり。+4800点でかなり堅い状態に。
・4本場。もう親番はいらないか。JINGをトバして終わることも考えられるが、手がそこまでよくはない。どうしようか…と思っていたところ、JINGがあき坊に満貫を当てた。あき坊、墜つ。これは大きい。
・そしてオーラス。JINGは優勝の可能性が薄く、ATさんも同じく薄い。あき坊は自分から出上がりして点差を10400以下にすれば優勝なのでまだチャンスはある。しかしこの状況で、JINGは優勝を諦めていなかった。まず1本場で親満をツモって4000オール。むむこれはまずい。
・2本場。またもやJINGがテンパイ。ここで振り込めば全てが終わる。それは全員同じだったようで、そのまま流局。しかしこれで罰符がJINGに流れ、自分に2000点差程度で肉薄している状態に。
・3本場。もしここでJINGがアガって逆転されたとすると、1位JING/2位自分/3位ATさん/4位あき坊となる。1位←→2位←→4位のウマは、オカも含めればどちらも30000点分である。ということは自分・JING・あき坊は全員がダンゴ状態になり、持ち点勝負となる。2回戦目で沈んだあき坊はおそらく自分よりは下なのだが、問題なのはJINGで、1回戦での差はせいぜい7000点程なので、ここで満貫でも上がられたらまくられてしまう。さあどうする。しかしこのへんでギャラリーから「早く終われよ」という声が高まってきた。確かに南三局・四局で連荘しまくっていて、異常に長い時間を費やしていた。その声に押されたか、ここでなんとATさんがリーチ。ATさんが優勝するには倍満レベルを自分からロンすることが必要で、ちょっと無理のようだ。そしてJINGが振り込み。2900という害のない点数が動いて終了。
・最終的にATさんに助けられた格好で優勝。チーム松邸の絆はダテじゃないんだよ!

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大会結果報告:
ロン!オブ4
主 催:灰色・バーン
開催日:2007/04/14
会 場:雀荘No.1
参加人数:16人
予選1位:あき坊(250ポイントくらい)
WinningAnswer:「栄、立て混ドラ、満貫。(南三局二本場)」


優 勝:Miyax
準優勝:あき坊
3 位:JING
4 位:AT
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というわけで念願の優勝を果たせた。と同時にロンオブオールスターズ加入。今後の大会・例会の得点表示を任されることになりそうだ。
その後は馬場に戻って後飲み。優勝の副賞として日本酒をもらった。さて、どうやって消費しようか…。また、飲み中に初代ロン!オブさんからabcの様子を映したMBSの番組を見せてもらった。見所・ツッコミどころ満載でかなり笑わせてもらった。編集苦労したんだろうなぁ。
2330帰還後、疲れて即就寝。